配偶者暴力相談支援センターに相談する
概要
配偶者やパートナーからの暴力について、「これはDVにあたるのか分からない」「今後どうすればよいか相談したい」と感じている段階でも、相談できる窓口があります。
配偶者暴力相談支援センターでは、相談や情報提供のほか、安全確保や一時保護、自立生活に向けた支援、保護命令制度についての情報提供・助言など、状況に応じたさまざまな支援を受けられます。全国共通番号の**DV相談ナビ #8008(はれれば)**に電話すると、最寄りの都道府県の配偶者暴力相談支援センターへつながります。
ただし、今すぐ身の危険がある場合は、このページの案内より先に110番への通報、または最寄りの警察署・交番等への避難を優先してください。
このページで分かること
- 配偶者暴力相談支援センターで相談できる内容
- センターへの連絡方法(#8008・直接連絡)
- 相談する際の一般的な流れ
- 緊急時にまず行うこと
- 相談前に確認しておきたい点
対象読者
このページは、次のような人を対象としています。
- 配偶者・パートナー等からの暴力や威圧、脅迫等について、これがDVにあたるのか迷っている人
- 今後どうすればよいか相談したい人
- 安全確保や避難について相談したい人
- 一時保護やその後の生活について知りたい人
- 保護命令制度について案内を受けたい人
- どの相談窓口へ連絡すればよいか分からない人
「被害者だと確定していること」は、このページを利用する条件ではありません。迷っている段階でも相談先として利用できます。
更新日
2026年9月5日
最初にやること
今すぐ身の危険がある場合は、まず110番へ通報するか、最寄りの警察署・交番等へ向かってください。
緊急ではないが、DVや今後の対応について相談したい場合は、次のいずれかの方法で連絡します。
- 全国共通番号のDV相談ナビ #8008に電話する(最寄りの都道府県の配偶者暴力相談支援センターへつながります)
- 地域の配偶者暴力相談支援センターへ直接連絡する
#8008は、各相談機関の受付時間内でのみつながります。また、一般の固定電話にかけたときと同じ通話料がかかるほか、一部の固定電話回線・携帯通信会社・IP電話等ではつながらない場合があります。#8008が利用できない場合は、都道府県または市町村の配偶者暴力相談支援センターへ直接電話してください。
配偶者暴力相談支援センターで相談できること
配偶者暴力相談支援センターでは、主に次のような相談・支援を受けられます。
- 相談や、相談に適した他の機関の紹介
- カウンセリング
- 被害者及び同伴者の緊急時における安全の確保及び一時保護
- 自立して生活することを促進するための情報提供その他の援助
- 被害者を居住させ保護する施設の利用についての情報提供その他の援助
- 保護命令制度の利用についての情報提供その他の援助(情報提供、助言、関係機関への連絡等)
一時保護は、女性相談支援センターが自ら行うか、一定の基準を満たす者への委託により行われます。また、保護命令制度については、申立先の裁判所や申立書等の記入方法について助言を受けられる場合があります。保護命令の申立て自体は裁判所が判断する別の手続きであり、このページでは、センターで相談できる支援の一つとして扱います。
なお、配偶者暴力相談支援センターの機能は、都道府県が設置する女性相談支援センターその他の適切な施設が担っており、都道府県によっては女性相談支援センターのほか、男女共同参画センターや福祉事務所等が指定されています。市町村も、設置する適切な施設でこの機能を果たすよう努めています。そのため、施設の名称は地域によって異なります。
また、すべてのセンターが上記6つの業務すべてを直接行っているとは限りません。相談したい内容によっては、対応可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。
相談する流れ
一般的な流れは次のとおりです。
- 安全を確認する
- #8008または地域の配偶者暴力相談支援センターへ連絡する
- 相談したい内容を伝える
- 必要に応じて、安全確保、一時保護、自立支援、保護命令制度等について案内を受ける
- 案内された次の行動へ進む
相談後に必ず特定の支援へ進むとは限りません。相談内容や状況に応じて、案内される内容は異なります。
避難や一時保護を相談したい場合は、現在の安全状況、避難や一時保護を希望していること、子ども等の同伴者がいる場合はそのことを伝えてください。ただし、相談したその場で一時保護が確定するわけではなく、一時保護を行うかどうかは、女性相談支援センター長が個別に判断します。
保護命令を検討している場合は、センターで制度の概要や申立先、申立書等について情報提供・助言を受けられます。保護命令の要件や申立ての詳細な手続きについては、別途確認が必要です。
相談前に確認すること
センターによって受付時間や実施している支援内容が異なるため、連絡前後に次の点を確認しておくと、相談がスムーズに進みます。
- 相談受付時間
- 相談方法(電話・面談等、利用できる方法はセンターにより異なります)
- そのセンターが対応している支援内容
- 一時保護等を希望する場合の連絡方法・案内
- #8008を利用できない場合の直接連絡先
必ず用意しなければならない書類等は確認できていません。準備として、相談したい内容や経緯を簡単に整理しておくと、伝えやすくなります。
期限・いつまでに
相談についての全国一律の申出期限は確認できていません。
危険がある場合は、期限を気にせず、緊急対応(110番等)を優先してください。
不安がある段階でも、早めに相談先へ連絡することができます。「早めに相談しなければ何らかの権利を失う」という趣旨のものではありません。
相談先
まず連絡する窓口は次のとおりです。
- 配偶者暴力相談支援センター
- DV相談ナビ #8008
このほか、状況に応じて次も相談先になります。
- 緊急時:110番
- #8008が利用できない場合:都道府県または市町村の配偶者暴力相談支援センターへ直接連絡
なお、DV相談+は、これらとは別の相談経路です。このページで案内する主な連絡先を置き換えるものではありませんが、状況によっては代替的な相談先として利用できる場合があります。
公式リンク
注意点
- 今すぐ身の危険がある場合は、このページの案内より110番等の緊急対応を優先してください。
- #8008は、各相談機関の受付時間内でのみつながります。24時間いつでもつながるものではありません。
- #8008は、一般の固定電話にかけたときと同じ通話料がかかります。無料の番号ではありません。
- #8008は、一部の固定電話回線・携帯通信会社・IP電話等ではつながらない場合があります。
- 配偶者暴力相談支援センターは、施設の名称、受付時間、実施している支援内容がセンターごとに異なります。全国で同じとは限りません。
- すべてのセンターが、6つの業務すべてを直接実施しているとは限りません。
- 一時保護は、相談しただけで自動的に決まるものではありません。実施の可否は個別に判断されます。
- 保護命令は裁判所が判断する制度であり、配偶者暴力相談支援センターが発令するものではありません。