引っ越しで電気の使用開始・停止を申し込む

概要

引っ越しをするときは、旧居の電気を止める手続きと、新居で電気を使い始める手続きが必要です。この2つは別の行動であり、どちらか一方だけでは引っ越しの電気手続きは完了しません。

このページでは、旧居の使用停止と新居の使用開始について、「どこへ・何を・いつ申し込むか」を整理し、契約先の公式手続きへ迷わず進めるように案内します。

このページで分かること

  • 旧居で電気の停止申込みが必要かどうか
  • 新居で電気の開始申込みが必要かどうか
  • それぞれをどの会社へ申し込むか
  • 申込みに必要な情報
  • 希望日について確認すること
  • 申込み後に確認すること
  • 引っ越し当日に確認すること
  • 自分のケースをこのページだけで判断できない場合の確認先

対象読者

このページは、次のような人を対象としています。

  • 引っ越し日が決まり、電気の手続きを始めたい人
  • 旧居の電気を止める必要がある人
  • 新居で電気を使い始める必要がある人
  • 初めて引っ越しの電気手続きをする人
  • 契約中の電力会社と新居で契約する会社が同じかどうか分からない人
  • 「電力会社」「小売電気事業者」「送配電会社」の違いで迷っている人
  • 新居ですでに電気がついているため、開始申込みが不要なのか迷っている人
  • 急な引っ越しで、希望日までに手続きが間に合うか確認したい人

ガス・水道の使用開始・停止、インターネットや携帯電話等の手続きは、このページの対象外です。それぞれ別の手続きとして確認してください。

更新日

2026年8月24日

最初にやること

旧居で契約している電気の会社と、新居で契約する電気の会社を確認します。

同じ会社であれば、停止と開始をまとめて申し込める場合があります。異なる会社であれば、旧居の停止は現在の契約先へ、新居の開始は新しく契約する会社へ、それぞれ手続きを行います。

最初に確認すること

申込みを始める前に、次の10項目を確認します。

  1. 引っ越し日
  2. 旧居で電気を最後に使う日
  3. 新居で電気を使い始めたい日
  4. 旧居で現在契約している小売電気事業者
  5. 新居で契約する小売電気事業者
  6. 旧居と新居の契約先が同じか異なるか
  7. 旧居のお客さま番号等、契約を特定できる情報
  8. 新居の正確な住所・建物名・部屋番号
  9. 新居で立会い・送電作業等が必要か
  10. 希望日を契約先が受け付けられるか

どこへ申し込むか

電気の使用開始・停止の申込先は、次のように分かれます。

  • 旧居の使用停止:現在契約している小売電気事業者
  • 新居の使用開始:新しく契約する小売電気事業者

引っ越し時の申込先や受付方法は契約先・地域によって異なるため、まず旧居・新居それぞれの契約先の公式案内を確認します。小売電気事業者と一般送配電事業者(地域の送配電を担う会社)は役割が異なり、停電対応や送配電設備、現地作業などでは一般送配電事業者が案内される場合があります。申込先を自己判断で決めず、契約先の公式案内に従ってください。

新居ですでに電気がついている場合でも、電気が使えることと契約手続きが済んでいることは同じではありません。使用開始の申込みが必要かどうかを、契約先の公式案内で確認してください。

旧居と新居で契約先が違う場合

旧居と新居で契約する電気の会社が同じかどうかによって、申込みの進め方が変わります。

  • 同じ会社を利用する場合:停止と開始をまとめて申し込めるかどうかを、その会社の公式手続きで確認します。
  • 別の会社を利用する場合:旧居の停止は現在の契約先へ、新居の開始は新しく契約する会社へ、それぞれ別に申し込みます。

同じ会社であっても、停止の申込みだけで新居の開始まで自動的に完了するとは限りません。開始申込みの要否は契約先へ確認してください。

期限・いつまでに

電気の使用開始・停止の申込期限は、全国一律には定められていません。受付可能期間や申込方法は、契約する小売電気事業者によって異なります。

引っ越し日が決まったら、旧居・新居それぞれの契約先の公式案内で、次を確認してください。

  • 受付可能期間
  • 希望日を選択できるかどうか
  • 直前・当日に申し込む場合の方法

「1週間前まで」「2営業日前まで」「当日でも必ず間に合う」といった全国共通の期限を前提にせず、契約先ごとの案内に従って早めに申し込んでください。

申込みで準備する情報

申込み時には、次の情報を準備・確認しておくとスムーズです。全国一律の必須書類として定められているわけではないため、契約先が求める内容を申込み前に確認してください。

  1. 契約者名
  2. 連絡先
  3. 旧居の住所
  4. 新居の住所
  5. 旧居のお客さま番号等の契約識別情報
  6. 使用停止希望日
  7. 使用開始希望日
  8. 支払方法・料金プラン等、契約先が申込みで求める情報

「供給地点特定番号」は、事業者や手続きによって必要かどうかが異なります。求められた場合に確認できるよう、契約先の案内を確認してください。

手続きの流れ

次の順番で進めます。

  1. 引っ越し日を決める
  2. 旧居で最後に電気を使う日を決める
  3. 新居で電気を使い始めたい日を決める
  4. 旧居の契約先を確認する
  5. 新居で契約する会社を確認する
  6. 同じ会社か別会社かを確認する
  7. 旧居の契約情報を準備する
  8. 契約先の公式案内で受付可能日と申込方法を確認する
  9. 旧居の使用停止を申し込む
  10. 新居の使用開始を申し込む
  11. 受付完了・受付番号・確認メール等を保存する
  12. 立会い・現地作業・ブレーカー操作の案内を確認する
  13. 旧居を離れる際に契約先の案内に従って必要な安全確認を行う
  14. 新居で使用開始日に通電状態を確認し、使えない場合は案内された窓口へ連絡する

停止と開始を1つのWeb手続きでまとめて申し込める事業者もありますが、この2つは別の行動目的であることを意識して進めてください。

申込み後に確認すること

申込みを終えたら、次を確認します。

  1. 使用停止申込みが受け付けられたか
  2. 使用開始申込みが受け付けられたか
  3. 停止日・開始日に誤りがないか
  4. 旧居・新居の住所に誤りがないか
  5. 受付番号・確認メール等を保存したか
  6. 立会い・現地作業の有無
  7. 当日のブレーカー等に関する案内
  8. 最終料金・新居料金の支払方法について追加確認が必要か

引っ越し当日に確認すること

引っ越し当日は、次を確認します。

  • 旧居を離れる際、契約先の案内に従った安全上の確認を行ったか
  • 新居の使用開始日と、実際に通電しているか
  • 立会いや現地作業が必要な場合、その案内どおりに進んでいるか
  • ブレーカー等の操作について、契約先や設備の案内に従っているか
  • 新居で電気が使えない場合、案内された連絡先へ連絡したか

使用開始日より前に自己判断で通電させることは避け、契約先の案内に従ってください。技術的な電気工事の手順は、このページの対象外です。

状況別

同じ引っ越しの電気手続きでも、状況によって確認することが変わります。

A.旧居と新居で同じ電力会社を利用する

停止・開始をまとめて申し込めるかどうかを、公式手続きで確認します。

B.旧居と新居で別の電力会社を利用する

旧居の停止と新居の開始を、それぞれの会社へ申し込みます。

C.新居で電気がすでについている

電気が使えることと契約手続きが済んでいることを同一視せず、使用開始手続きの要否を確認します。

D.引っ越し直前・当日になった

Web受付可能日だけで判断せず、契約先が示す急ぎの場合の窓口・方法を確認します。

E.お客さま番号が分からない

契約先の会員ページ、請求・使用量情報、問い合わせ方法等から、契約を特定する方法を確認します。

F.新居で電気がつかない

開始申込みの受付状態、開始日、ブレーカー等について契約先の案内を確認し、それでも使えない場合は指定された窓口へ連絡します。

G.立会いが必要と言われた

送電作業、オートロック、設備等の事情を確認し、指定された日時・立会い方法に従います。

H.電気温水器・エコキュート等がある

通常の住宅と同じ扱いとは決めつけず、事前に契約先へ通電・立会い等を確認します。

I.旧居に複数の電気契約がある

電灯・動力その他の契約を一件だけと決めつけず、停止対象を契約先へ確認します。

J.建物解体・設備撤去・特殊契約を伴う

通常の引っ越し停止手続きの範囲外となる可能性があるため、契約先または指定された窓口へ確認します。

判断できない場合

次のような場合は、このページだけで判断せず、契約先の公式案内で確認してください。

  1. 契約中の会社が分からない:旧居の請求書・検針票・会員ページ等で契約先を確認します。
  2. 新居でどの会社と契約できるか分からない:新居の住所で契約可能な小売電気事業者を確認します。
  3. 旧居と新居で同じ会社を使えるか分からない:新居の供給エリアで、同じ会社と契約できるかを確認します。
  4. お客さま番号が分からない:契約先の会員ページや問い合わせ窓口で、契約を特定する代替方法を確認します。
  5. 供給地点特定番号が必要か分からない:申込画面や契約先の案内で、必要項目を確認します。
  6. 停止日をいつにすべきか分からない:旧居を離れる予定と契約先の受付可能日を照らし合わせて確認します。
  7. 開始日をいつにすべきか分からない:新居に入居する予定と契約先の受付可能日を照らし合わせて確認します。
  8. 希望日までに受付可能か分からない:契約先の受付可能期間・締切を確認します。
  9. Webで申し込めない:契約先が案内する電話等、他の申込方法を確認します。
  10. 申込みが完了したか分からない:受付完了画面・確認メール・会員ページ等で受付状態を確認します。
  11. 申込み内容を変更・取消したい:契約先の変更・取消方法を確認します。
  12. 立会いが必要か分からない:契約先の案内で、立会いの要否と条件を確認します。
  13. ブレーカーを自分で操作してよいか分からない:契約先や設備の案内で、操作の可否を確認します。
  14. 新居で電気がつかない:開始申込みの受付状態と、契約先が案内する連絡先を確認します。
  15. 電気温水器等の設備がある:設備がある場合の通電・立会いの扱いを契約先へ確認します。
  16. 旧居に複数契約がある:契約先へ、停止対象となる契約を確認します。
  17. 建物解体・設備撤去を伴う:通常の引っ越し手続きと異なる可能性があるため、契約先または指定された窓口へ確認します。
  18. 通常の家庭向け低圧契約か分からない:契約内容を契約先の案内・書類で確認します。

注意点

  1. 停止だけでなく、新居の開始も確認します。
  2. 旧居と新居で契約先が異なる場合は、別々に手続きします。
  3. 送配電会社を通常の契約窓口と決めつけません。
  4. 新居で電気がついていても、開始手続きを省略しません。
  5. 申込期限を全国一律と決めつけません。
  6. 直前の申込みが必ず可能とは限りません。
  7. 立会い不要を一律に断定しません。
  8. 使用開始日より前に、自己判断で通電させません。
  9. ブレーカー操作は、契約先・設備の案内を確認します。
  10. 電気温水器等がある場合は、通常住宅と同じ扱いと決めつけません。
  11. 複数契約がある場合は、停止対象を確認します。
  12. お客さま番号等を、一律必須の情報と断定しません。
  13. 支払方法が自動的に引き継がれるとは限りません。
  14. 最終料金の精算方法は、全国共通ではありません。
  15. 引っ越しを伴わない電力会社の切替えとは混同しません。
  16. 停電対応や、滞納等による供給停止後の再開とは混同しません。
  17. 受付完了画面や確認メール等は保存しておきます。
  18. 会社名・受付方法・期限等は、実際に手続きする時点でも公式情報を確認します。

よくある間違い

誤解 正しい確認
引っ越せば電気契約は自動で移る 停止・開始それぞれの手続きを確認する
旧居の停止だけすればよい 新居の開始も確認する
新居の開始だけすればよい 旧居の停止も確認する
地域の送配電会社へ申し込めばよい 基本は契約する小売電気事業者を確認する
新居で電気がつけば契約済み 使用開始手続きの要否を確認する
全国共通で○日前までに申し込めばよい 契約先の受付可能期間を確認する
当日でも必ず申し込める 当日受付の条件を確認する
電気は必ず立会い不要 立会いが必要になる例外条件を確認する
ブレーカーを入れれば開始手続き完了 契約・受付状態を確認する
お客さま番号がないと絶対に手続きできない 契約先の代替確認方法を確認する
供給地点特定番号は全員必須 申込画面の必要項目を確認する
旧居と新居は必ず同じ会社にする 新居で契約可能な会社を確認する
同じ会社なら停止だけで新居も始まる 開始申込みの要否を確認する
支払方法は必ずそのまま移る 新居契約での扱いを確認する
最終料金は引っ越し当日に必ず現金精算する 契約先の精算方法を確認する
複数契約でも一つ止めれば全部止まる 停止対象を確認する
解体でも普通の引っ越し停止でよい 設備撤去等の別手続きの要否を確認する
停電対応も引っ越しの開始手続きと同じ 停電対応と契約開始の手続きを分けて考える

チェックリスト

相談先

  • 旧居の使用停止:現在契約している小売電気事業者
  • 新居の使用開始:新居で契約する小売電気事業者

停電、送配電設備、現地作業等では一般送配電事業者が案内される場合があります。どの窓口へ連絡するかは、契約先・地域の公式案内を確認してください。

公式情報

2026年9月14日時点で確認した公式情報です。制度、申込方法、受付可能期間、立会い・現地作業等は契約先や地域によって異なるため、実際に手続きするときは、旧居・新居それぞれの契約先の最新案内を確認してください。

会社名・手続き名等は変更される場合があるため、実際に手続きする際は、契約先の公式情報で最新の内容を確認してください。


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